なんの記事?
以下のメンタリストDaiGoさんの動画
- [続・科学的に証明されている効率のいい勉強法10選]
- [記憶の残り方が段違い【40秒復習法】]
をみて学んだことのアウトプット。動画のリンクは以下。
なぜ学んだのか?
仕事が忙しくなり、満足に勉強時間が取れなくなったのでなんとかして「勉強の質」を高める必要があった。 さらに言えば、なんだか記憶力が悪くなってきたことも理由としてあるかもしれない…
なぜDaigoさんの動画を選んだのか?他にも本とか色々あるよね?
確かに世間には「勉強法」に関する本や情報はたくさんあふれている。著者はたいてい東大とか、落ちこぼれから成績を急上昇させたとかそれなりのバックグラウンドを持った方ばかりだ。 しかし、これらの情報には一つ落とし穴がある。それは「サンプル数」が少ないことだ。基本的にこれらの書籍は一種の自伝と言えるので、それが一般的に通用する方法なのか疑わしい、「その人には」あっていたのかもしれないから。 だとすればこれらの情報を順番に精査し、結果得られる有用な情報を利用することができればよくて、daigoさんの動画はそれを提供してくれるもの、というわけなのだ。 彼の動画は学術的研究された結果をまとめているので一定の信頼がある。信頼がある、というのはとても大事で人間なにかを「力づくで信じる」ということはできないから信じさせてくれるコンテンツは非常に大事なのだ。
動画まとめ
以下にして難解な概念を記憶に定着させるのか?
これは以下で重要だとしている。
- 比喩
- 明快な解説
これは当然といえば当然だが、人間は簡単な概念の方が覚えやすい性質がある。 これだけでは具体的では無いなのでまだすぐに使えるかというと微妙なので、具体的な方法も提案されている。
10歳児のような相手に対して説明することをイメージする
10歳児、というのは説明を簡単化する意味がある。特に大事なのは、相手に説明することであり、あとは意識するしか無いので頑張る必要がある。 もし意識だけでは継続困難な場合、大学のゼミの様なものを開くといいそうだ(これは私の先生からおそわったもの) つまり、ゼミには教科書以外に「説明するためのノート(板書)」が必要になるので、成果物を作りながら実際に不明点を潰していける。 (ただし、これは非常に時間がかかる…)
また上記の説明イメージ時には、相手が知っているドメインで説明すると、そのドメインに関する知識も得られておすすめだと説明されていた。 (ドメイン…領域のこと。例えばこの例の文脈では相手の得意な領域なので、例えば野球、料理とかを指す)
記憶定着についてもメソッドはある?
40秒復習を実践しよう。 具体的には、なにか読む or やる→直後に40秒だけ今勉強したところをざっと復習する。 (実際にこれを行ったグループのほうが、あとに行ったテストの点数が段違いに良かったらしい。具体値はわすれた。) ポイントは直後にやることとその時間で、あまり長くやりすぎると時間効率が悪いので十分に効果が目込める40秒程度で切っていくのがいいとのこと。
長時間の勉強は効率的?
→ 良くない。集中力を使いすぎると人間は回復により時間がかかってしまうので結果効率が悪くなる。 疲れる前に休むことが重要! 一夜漬けとかがいかに効率が悪いかとうことだ。
じゃあ最適な勉強のスケジューリングはなんだろう?
→ 習慣的な勉強。しかも自己コントロール力が向上する効果もあるらしい
習慣化する方法は?
これはまた別の記事で書評アウトプットシリーズで記載するが、時間(例:AM8時は読書時間)or 付随する行動(例:ご飯を食べた後は腕立て)を固定化すること。
でも仕事が変則的で忙しい日は続けられない…
これはスケジュールをいくつかのパターンに分けて、忙しいときは軽いメニューにするなど、予め決めておくことが大事。決めていなければ何をするか決めることに脳が余計なエネルギーを使用して、結果的に勉強に使用できるエネルギーが減ってしまう。
勉強(タスク)コントロールのデザインパターンをカスタマイズしよう
集中する時間のざっくりした内訳
大事なこと → 切れるギリギリの時間を狙おう → 時間帯によって変えるべき
具体的には以下のような感じ。 AM→集中度高い PM→拡散思考(アイデア思考)が高い AM→PMにかけて集中時間を減らしていく 更に具体的な時間割当のデザインパターンを以下で紹介する。
デザインパターン
AM: 最も集中できる時間…(ウルトラディアンリズム)最大90分、休憩20分のリズム。90分が最初から無理なら徐々に伸ばす形でいい。仮にまだできても90分を超えると過集中で疲れるから意図的に切ったほうがよい。 ↓ お昼:昼寝する(15分〜できれば60分程度) ↓ PM(13-17)AMのパターンの90分を52分-17分程度の細かいリズムへ切り替える。 ↓ PM(17時ごろ): ポモドーロ・テクニックの時間管理に切り替える。 各時間は自分のタイミングに合わせるのがいいが、短過ぎも良くないので15分は集中したほうが良さそう。 集中時間終了後のご褒美を設定しておくとより集中力があがって捗るので○。
取り組むタスクの優先度はどうするべき?
厄介、困難なタスクからはじめるべき。 人間は起床後が一番脳の状態がよい(起床時間は関係なく「起きた直後」が大事。)ので朝は重いタスクをするのが良さそうだ。
やる気がでない…どうすれば?
→ 心理対比を使ってモチベーションを上げる。
心理対比ってなんだ?
思考を未来にタイムスリップさせて、未来の最悪な状況に対して今できる方法を考える方法。 人間は「したい、こうなりたい」よりも「したくない、なりたくない」のようなネガティブな動機で動きやすいことを利用している。 具体的には以下のような感じだ。
勉強面倒くさいな…このまま毎日しなかったらどうなるだろう?
↓未来へ…
勉強しなかったばかりに能力がなく、低年収でわびしい生活をしている自分を想像する。 (ここでリアルに、水で空腹を凌ぐとか、周りの人間から蔑まれている様子をとにかくリアルに想像する。)
↓現在へ
これはさすがに嫌だ…勉強しよう
最後に
ここまで見て再度なにが有効なのか復習できてよかった。 この手の勉強するための勉強は、余りやりすぎると本末転倒なので、適度に良いものをインプットしながら軌道修正していくといい気がしている。 今後も頑張ろう。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2019/03/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る