のーずいだんぷ

主に自分用メモですが、もしかしたら誰かの役に立つかもしれません

Magic Leap meetup#1に行ってきました

この記事は編集中です タイトルの通り、xR業界に興味あり申し込んだところ抽選にあたったので行ってきた(xRガチ勢の人申し訳ない…)

私は現在はwebアプリケーション開発の業務を行っているが、xRにはユーザとしては大体2013年頃から興味があった。今年始めにPGとして転向したことで興味が拡張し、開発者として関われたらと考えるようになった。

結論から言うと今回は参加してよかった。

LTでの技術的な発表については知識不足が原因で理解できない部分も多かったが、開発における苦しいポイントはざっくりではあるが理解することができたし、 やはり今後のビジョンを聞いたり、実際にデバイスに触れて体験することは今後の開発モチベーションを上げることにかなり役に立ったと思う。

内容は以下のような構成だったので覚えていることをざっとまとめてみる。(聞こえにくかったりと解釈に多少誤りがあるかもしれない)

当日の構成

  1. Magic Leapについてのプレゼン
  2. Magic Leapの体験
  3. LTx4

Magic Leapプレゼン

Magic Leapの位置づけとか

今回の説明は僕のように興味があり開発はこれからのような人にも配慮があったように思う。

Magic LeapはxR系の技術のうち、MR(Magic Leap社は空間コンピューティングと呼んでおりMRという用語は使わなかった。)の技術を使用するデバイスとなるようだ。

MRとARの違いとしては、MRは現実空間と仮想空間をリンクさせるために空間の認識とマッピング技術が必要となる。これにより現実に存在するものを認識した上でそこにものを配置したりすることができるようだ。

ただしこれにはかなりの計算リソースとようだった。今後のビジョンとしては屋外でのマッピングにより建築分野等の発展もあるらしく、docomoと業務提携した理由はそれが目的のようだ。

またオーディオの部分では独自のアルゴリズムを使用することで、見ているものと音声の合成を実現する。

Magic Leapのデバイスについて

デバイスはヘッドセット、ウェアラブルコンピュータ、コントローラの3点を使用する。UX(自然な体験)を上げるためにコンピューティングリソースはポシェットのように方に引っ掛けておくことで、ヘッドセットは軽量になっている。

コントローラーも重要で、体験向上のためにツールが詰まっているらしい。

また、Magic Leapは上記のデバイスからマルチモーダルなインターフェースを提供することで、没入感を演出しており、音声認識、ジェスチャーによる入力の他にもモバイルアプリによる入力も考慮されている。

ウェアラブルコンピュータにはそのカテゴリの中で搭載できるものでもかなり高性能なチップセットを使用しており、閉空間の処理であれば外部のサーバを使用せずに処理できるようだ。

空間コンピューティングでは単純な視界のみのインタラクションのみではなく、以下のような様々なキー技術によって体験をリアルなものにしている。

その一例として物体の検出や操作にはデバイスのアイトラッキングやコントローラーを使用しているそうだ。

事業的な発表では東京オフィスを作成するとの発表があった。私は今回始めて知ったのだが既に欧米を中心とした各地にオフィスを所持しているようだ。

Magic Leapを開発するためのいろいろ

Magic Leap用のVRのようなアプリケーションを開発するためのエンジン

  • Unity
  • Unreal Engine4
  • C API

言語/開発には3種類サポートしている。

  • MagicScript(JavaScriptベースの言語)
  • LuminRT(C++ベースの言語)
  • Hello Browserというブラウザ上での実行(WebXRを含む)

ML社が空間コンピューティングで目指す最終的なビジョン

いくつかの具体例とともに説明されていた。

例えば建築では、実際に建築する場所を当該技術で空間マッピング後建築予定物を仮想的に生成し配置することでより具体的な議論に落とし込める効果や、 仕事をする上で必要な現物確認しながらの会議は遠方の人間はVR?の技術で仮想的に参加することができるようになるコミュニケーションの部分での問題の解決も提示されていた。

教育の分野でも建築と同じ効果で、より実際に近いモデルをMR技術で再現することで、理解を助ける効果が見込めるとのことだった。 (ここでもコミュニケーションの部分であり方を変えるような効果の話があったが忘れた)

またエンタメの分野も盛り上がるだろうと説明されており、例えばスポーツなんかはまるでゲームのように選手の現在のステータスなどが可視化されたりすることができることで新しい楽しみ方でできるようになったりするかもしれない。

エンタメについても同様にVRもしくはMR技術によって実際に会場にいない人間も会場にいるような臨場感でゲームを楽しめるようになることも示唆されていたと思う(MRの場合ホログラムライクに自分の場所に表示させるということなのか?)

最近盛り上がっているe-sportの分野でならまるでゲームの世界に入ったり、もしくはゲームの世界をまるごと現実にもってくるような(ソードアートオンラインの映画版に近い感覚)ことも可能になることで分野の発展を促進させそうだ。

Magic Leapデモ

ちょっと雑多だが、急ぎ仕事しなければならないので以降は後日追記する…